夏の暑さが本格化する季節、
愛犬であるトイプードルにも涼しく快適に過ごしてほしいですよね。
そんなときに考えたいのが「サマーカット」です。
トイプードルは毛が伸び続ける犬種のため、
定期的なトリミングが欠かせませんが、
夏場は特にカットスタイルに気を配ることで、
見た目だけでなく健康面でも多くのメリットが得られます。
本記事では、トイプードルのサマーカットについて、
メリット・注意点・おすすめスタイルまで詳しくご紹介します。

1. サマーカットとは?なぜ必要なの?🐾
サマーカットとは、主に暑さ対策として
夏場に毛を短くカットするスタイル
のことを指します。
見た目がすっきりするだけでなく、
皮膚の通気性が良くなるため、
熱中症や皮膚病の予防にも効果があります。
サマーカットの主なメリット:
- 体温調節がしやすくなる
- 皮膚トラブルの予防
- ブラッシングやシャンプーがしやすい
- 毛玉や絡まりの防止
(絡まった毛で皮膚が傷つくことも)
ただし、毛を短くしすぎることで
日光が直接皮膚に当たり、
逆に熱を受けやすくなることもあるため、
適度な長さを保つことがポイントです。
2. サマーカットの注意点
① 短くしすぎない
特にバリカンで極端に短く刈ってしまうと、
紫外線や外気の刺激から皮膚を守れず、
皮膚炎や日焼けのリスクが高まります。
一般的に「5mm~1cm程度」を
目安にするのが良いとされています。
② 被毛は犬の「断熱材」でもある
被毛には熱を遮断する役割もあります。
単に「毛が長いから暑い」と思い込むのではなく、
犬種や個体の体調に合ったカットスタイルを
選ぶことが大切です。
③ トリマーとの相談が大切
「どこまで短くするか」「どんなスタイルにするか」は、
経験豊富なトリマーと相談することで、
見た目と健康面のバランスを取ることができます。
3. トイプードルにおすすめのサマーカットスタイル5選
① サマーマイアミカット
四肢や尾の先にポンポンを残し、
胴体部分は短く仕上げるカット。
見た目もユニークで、夏らしく涼しげな印象に。
被毛の量を抑えつつ、おしゃれさも演出できます。

② テディベアカット(サマーバージョン)
トイプードルの定番スタイル
。顔周りは丸くふんわり、
体は短めに仕上げて涼しさと可愛さを両立。
サマーバージョンでは胴体をいつもより短めにします。

③ サマーパピーカット
全身を均等に短くカットするスタイル。
子犬らしい印象を与える可愛らしいスタイルで、
管理もしやすい。
1cm前後の長さで揃えると涼しさもありつつ皮膚も守れます。
④ スポーティーカット
運動量の多いトイプードルにおすすめ。胴体・足まわりをすっきりカットし、活動的な印象に。耳や尾だけ長めに残してアクセントをつけても◎。

⑤ クリッパーカット
バリカンで短く刈るスタイル。
被毛の管理がとても楽になりますが、
刈りすぎには注意。
最低でも5mm以上は残すようにしましょう。
室内犬向け。
4. サマーカットのタイミングと頻度
トリミングの目安は4~6週間に1回ですが、
サマーカットを行うタイミングとしては、
5月下旬~6月中旬がおすすめです。
本格的に暑くなる前に済ませておくと、
愛犬が急激な気温の変化に対応しやすくなります。
一度サマーカットにした後も、
伸びてきた毛が絡まないよう、
こまめなブラッシングや簡単な
シャンプーケアを継続しましょう。
5. 自宅でのケア方法も重要!
サマーカット後のケアも忘れずに。
特に皮膚が露出している部分は、
直射日光や外部刺激を受けやすくなっています。
自宅でできるケア:
- UVカット服や日陰の散歩:
散歩は朝夕の涼しい時間帯に。
必要に応じて犬用のUVカット服を活用。 - 保湿スプレーや皮膚ケア:
乾燥しやすくなるため、
保湿成分配合の犬用スプレーなどでケア。 - 定期的なブラッシング:
毛玉や抜け毛の予防に。
6. まとめ
サマーカットは、見た目の可愛さだけでなく、
トイプードルが夏を快適に過ごすための大切な工夫です。
スタイル選びでは「短くしすぎないこと」
「愛犬の性格や生活環境に合ったカットを選ぶこと」
がポイントです。
また、信頼できるトリマーとの相談を重ねながら、
愛犬にとって最適なスタイルを見つけてくださいね。
暑さが厳しくなるこれからの季節、
サマーカットでおしゃれ&快適な夏を一緒に乗り越えましょう!
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