子どもを育てるのにかかる費用はどのくらい?私立幼稚園・公立小中学校モデルケース+高校・大学・専門学校まで徹底解説

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はじめに20代・30代で結婚して「子どもは何人ほしいかな」類
と考えるときに、必ずぶつかるのがお金の問題です。

特に教育費!義務教育まではある程度イメージできますが、
その後の高校や大学進学の費用を考えると
「現実的に育てられるのは何人までだろう…」
と悩む方も多いはず。

この記事では、幼稚園〜中学校に加え、
高校・大学・専門学校までの進学コース別の費用を整理し、
さらにメリット・デメリットも解説します。
「教育費ってこんなにかかるのか」と驚くかもしれません。
でも、知ることが第一歩。不安を見える化すれば、
準備の方法が見えてきます。
幼稚園〜中学校までのおさらい

幼稚園(私立)の費用目安

まずは3年間通う幼稚園。
公立に通う場合は比較的費用を抑えられますが、
都市部では私立幼稚園に通うケースも少なくありません。

私立幼稚園では、
月謝が 3万円〜5万円程度 が相場。
さらに入園金、制服代、スクールバス代、行事費などが加わります。

年間:約50万〜70万円 3年間合計:約150万〜210万円

「思ったより高い…!」と思う方も多いかもしれません。
けれど、国や自治体の就園補助金制度を利用できることもあります。
必ず住んでいる地域の制度をチェックしてみましょう。

小学校(公立)の費用目安

「小学校は授業料が無料だから安心」と思いがちですが、
実際にはさまざまな出費があります。

主な費用は、給食費、学用品、体操服、
遠足や修学旅行などの行事費、PTA会費など。
文部科学省のデータによると、
公立小学校6年間でかかる費用はおおよそ 190万円 と言われています。

ただしこれは平均値であり、
実際にはもっと少なく済む家庭もあれば、
習い事や学習系の教材に力を入れている家庭では
さらに高くなることもあります。

1年あたり:約30万円 6年間合計:約180万円

中学校(私立)の費用目安

私立中学の学費は学校によって大きく差がありますが、
文科省調査では平均以下のイメージです。

授業料:約40〜60万円/年
入学金:約20万円前後(初年度のみ)
教材費・施設費:約30万円/年
制服・行事費:約10万円/年 → 合計:約80〜100万円/年

つまり3年間で 約250〜300万円。

 公立中学+塾90万円に比べると、+150〜200万円ほど高いイメージです。

まとめると(義務教育までの比較)

公立中学コース

小学校(公立6年):約180万円 小4〜小6塾代:約90万円
中学校(公立3年):約120万円 中学塾代:約90万円 = 約480万円

私立中学コース

小学校(公立6年+小4〜小6塾代):約270万円
中学校(私立3年):約270万円 = 約540万円

中学校(公立)の費用目安

中学校も授業料はかかりませんが、
制服代や部活動の費用、給食費、
修学旅行などでまとまった出費が増えます。

特に大きいのが「塾代」。
中学に入るとほとんどの家庭が塾通いを検討します。
ここで費用が一気に膨らむのです。

例えば、
塾代:月25,000円 × 12ヶ月 = 年間30万円 3年間合計:約90万円

これに学校関連費を合わせると、
1年あたり:約40万円 3年間合計:約120万円 +塾代:約90万円

つまり中学校3年間で 約210万円 ほどが目安になります。

幼稚園(私立3年):約180万円 小学校(公立6年):約180万円
中学校(公立+塾3年):約210万円

義務教育終了までで約570万円。

高校の費用(公立と私立の違い)

高校は、国の就学支援金制度により授業料は実質無料(一定の所得制限あり)。

ただし、かかるのは授業料以外の部分です。

公立高校の場合

教科書・教材費:約3〜5万円/年 部活動や修学旅行費:約10〜20万円/年
制服代:約10万円(初年度のみ) → 3年間合計:約120万円

私立高校の場合

授業料は支援金でカバーされる部分が多いが、
上限を超える分は自己負担(年間10〜30万円程度の差が出ることも)。
教材費や施設費が高め。
部活動・修学旅行費も公立より高い傾向。
→ 3年間合計:約250〜300万円

 差額は 約100〜180万円。

私立は進学実績や特色ある教育環境が魅力ですが、
やはり出費は増えます。

大学と専門学校の費用

次に、進学先の大きな分かれ道。

国公立大学

授業料:約54万円/年 入学金:約28万円 4年間合計:約250万円

私立大学(文系)

授業料:約80〜120万円/年 入学金:約20〜30万円 4年間合計:約400〜500万円

私立大学(理系・医歯薬系)

授業料:約120〜200万円/年 医学部は年間数百万円も 4年間合計:600万〜2000万円

専門学校(2年制)

授業料:約100万円/年 入学金:約20万円 2年間合計:約220〜250万円

メリット・デメリット

高校(公立 vs 私立)

公立メリット:費用が安く、地元の友達と過ごせ
公立デメリット:大学進学率や特色ある教育は地域差あり
私立メリット:進学実績が強い、特色ある教育(英語・IT・芸術など)
私立デメリット:費用が高い

大学 vs 専門学校

大学メリット:就職の幅が広い、将来の収入アップにつながる可能性が高い
大学デメリット:費用が高く、卒業まで4年かかる
専門学校メリット:資格取得に直結、短期間で就職できる
専門学校デメリット:就職先が限定されやすい、キャリアチェンジが難しい

進学費用を合計すると…
仮に「私立幼稚園 → 公立小中学校 → 公立高校 → 国公立大学」のコースなら
約570万円(義務教育まで)+120万円(高校)+250万円(大学)
合計:約940万円

もし「私立幼稚園 → 公立小中学校 → 私立高校 → 私立大学文系」なら
約570万円+300万円+450万円
合計:約1320万円

つまり子ども1人あたり
1000万円前後 が進学込みでの教育費の目安になります。

不安を減らす3つの工夫

学資保険で高校・大学資金を準備
家計簿アプリで見える化
塾代を抑えるならオンライン教材

まとめ

義務教育終了まで:約570万円 高校(公立と私立で差額100万円以上) 大学や専門でさらに数百万〜1000万円単位

教育費は確かに大きな負担です。

でも、そのすべてが「子どもの未来」につながっています。

「どこにお金をかけるか」「どこで工夫するか」を見極めれば、決して無理な金額ではありません。

子どもを産むかどうか迷っている方へ。

お金の不安はありますが、準備と工夫で未来は必ず変わります。

そして何より、子どもの存在は数字では表せないほどの喜びを与えてくれます。

未来のあなたが「産んでよかった」と笑えるように。

今日から一歩ずつ、教育資金の準備を始めてみませんか?

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